みなさん、こんにちは。 ひなまつりは、なぜ桃の節句というのでしょうか? そもそも、節句というのは季節を分ける節目のことです。 中国から入ってきた考え方で、 奇数の数字が重なる日には悪いことが起こると考えられており、 その災いや邪気を払うために祭りなどをするようになりました。 桃の花の季節だから、「桃の節句」。 また桃には百歳(ももとせ)まで生きられるようにという 不老長寿の願いも込められていました。 しかしそれだけではなく、桃には邪気をはらう力があるといわれていました。 鬼退治に行くのが「桃太郎」なのもそのためです。 もともと邪気を払う目的の上巳の節句が 「桃の節句」と呼ばれるようになったのも、自然な流れといえるでしょう。