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26 地下室は敷地活用の切り札

以前は、地下に居室を設けることが原則禁止されていました。
しかし法改正で最高や防湿の仕様が示されて以来、これが可能になり、都市部の住宅で
徐々に地下室が作られるようになってきました。

■敷地の有効活用の切り札
地下室の採用が都市部で多い最大の理由は、建物の延床面積を制限する容積率の緩和が受けれることです。
また、高さ制限などがあり、3階建て以上の建物が建てられない地域でも、地下室は対象になりません。
敷地が狭く1階部分を車庫にあてるとき、地階に居室をつくることで、全体のスペースを確保できる場合があります。

■地下室のメリット
地中の温度は地表に比べ、冬暖かく夏涼しいことは、井戸の水温にたとえられ よく知られています。
地下室も同様で、年間を通して安定した温度を保ちたいため、冷暖房負荷を軽減できます。
ワインセラーや食品の保存にも向いています。
地下室は土に囲まれているため、遮音・防音性に優れています。楽器レッスンやシアタールームに使うには最適の空間といえます。
地上3階建てに比べ、玄関を基点とした上下階への移動がスムーズで生活の動線がつくりやすい点もメリットとして挙げられます。


■半地下も地下室の扱い
完全に地下部分に埋め込まれていなくとも、半地下として天井高と埋込み深さの規定をクリアすれば地下室の扱いとなる場合があります。
ドライエリアを設けなくても、地上に出ている部分で、採光や換気を得る考え方です。

■ドライエリア
地下室の壁面の一部分を囲むように掘り下げた空間のことで、地下室の採光や換気環境を保つために設けます。
間口や奥行き、深さなどに規定があります。
災害時の地下室から避難にも役立つといわれています。
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