22 開かれたこども部屋を - 新潟市の注文住宅ならフォルトーナ
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22 開かれたこども部屋を

子どもはある年齢になると一人になれる場所を必要とします。これは自立に向けての大事な一歩です。
どんな人になってほしいのか思い描きながら、子供部屋について考えていきましょう。

■気配の分かる場所に
家族とずっと一緒だった子に、独立性の高い個室をいきなり与えても、寂しさから活用せず、
子どもの物置部屋になっていることがよくあります。
せっかく作ったのだからと、そんな部屋に居るように強要するのも問題です。
一歩踏み出せば、ぱっと家族に入っていける距離感を大事にしたいものです。


■どうつくる
兄弟姉妹のいる場合。2部屋分の大きさの1室を「共有」することから始めるのがよいでしょう。
上の子が下の子の面倒をみたり、兄弟同士で折り合いをつけながらスペースを使うことを学びます。
当初から2室つくる場合は、一方を共有の勉強部屋、もう一方を寝る部屋とする方法もあります。

■成長に応じた子どもの居場所
子どもといっても。生まれてから大人になるまで20年近くを要するのですから、相応しい居場所も変わっていきます。
1室を与えてあとは子ども任せではなく、その子の成長の度合いに合わせて、柔軟に見直しいくことが求められます。
はじめはワンルームで使っていた兄弟の部屋も、本棚や洋服入れなどの家具を仕切りに使い、各自のスペースをつくる時期が来ます。
その後、間仕切り壁や建具でしっかり区切る必要が出るかもしれません。
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