健康に生活するうえで、睡眠はとても重要です。 快適な眠りのためにどのような寝室を作ればよいのか、また間取りの中ではどこに配置するのがふさわしいのかを考えましょう ■どこにつくる、どうつくる 快適な眠りのために大事にしたいことの一つが通風・換気です。 寝具は湿気をため込みやすいものですし、部屋の結露によるカビを防ぐいも通風・換気は欠かせません。 日本の子育て事情を考えてみると、独立性の高い寝室では対応しにくい点もあります。 赤ちゃんの頃は主寝室で親子3人で寝るので、大きめのベッドが置けるスペースが必要です。 はじめは主寝室と子供部屋をあまり限定的につくらず、子どもの成長に合わせて仕切ったり、 両室をチェンジするなどの方法を考えてもよいでしょう。 ■寝室の広さ、寝室+α テレビを見てくつろぐ、パソコンを使う、着替えをする、化粧をするなど、寝る以外にどういったことに 使うかで、必要な広さや収納が違ってきます。 寝室に2つ目のリビングのような機能を求める声がよく聞かれます。 1日の終わりの入浴から睡眠までをリラックスタイムととらえて、積極的に楽しむライフスタイルもあります。 ■夫婦別寝室 子育ての時期を通り過ぎた夫婦に『仲が良い=寝室は一緒』というのは 必ずしもあてはなりません。 一人で気兼ねなくやりたい作業もあるでしょうし、自分だけの居場所が欲しいと思うこともあるでしょう。 2人にとって快適なスタイルを夫婦で話合ってみてはいかがでしょうか。