どんなに小さくても 大勢の人の手によって形になっていくのが建築です。
木造住宅では、少なくとも15ほどの職種が入り混じって、工事が進んでいきます。 それぞれに熟練技術をもち、プライドを持って仕事をしています。 現場を見に行ったときは臆せず職人に声をかけ名前を尋ねて顔見知りになりましょう。 世間話の合間に仕事に対するこだわりなど聞いてみてください。 職人にとっても、建て主を知る意味では大きいのです。顔の見える関係ができれば、手抜き工事の心配などもなくなります。 どの職種の作業も、ほかの職種と絡まず単独で進めることができません。 職人たちは自らの仕事を生かすためにも、お互いの仕事に敬意を払いながら進めています。 現場監督も含めて、このチームワークがうまく働いてる現場は、緊張感のなかにも和やかな雰囲気があり、その結果いい家づくりにつながります。