万全の資金計画を立てることは、よい家づくりの基本です。 そのためには、自己資金の割合と借入金の割合を早めに決めておくことが大切です。 ■自己資金の目安は30% よく「頭金10%OK」などという広告を見ますが、これは提携ローンが組まれている分譲販売でのことです。 注文住宅では、それでは不足です。自己資金は少なくとも総額の20%、出来れば30%は用意しておきたいものです。 ■親の資金援助を受ける 親からの資金援助を受ける場合は税金に関する3つの選択肢があります。 ・1つ目は、贈与税軽減の特別処置を使う方法 ・2つ目は、建物を親との共同名義にする方法 ・3つ目は、親から借金をする方法 ■住宅ローンの種類 借入額を決めるには、借入れが可能な総額から考えるのではなく、現在の家計から返済にあてられる金額を考える方が現実的です。 金利にタイプには固定型金利、固定期間選択型金利、変動型金利があり、返済額、返済期間と併せてどれが良いか検討します。