好きすぎて!クリナップ工場見学! - 新潟市の注文住宅・新築住宅ならフォルトーナへ
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好きすぎて!クリナップ工場見学!

私は、クリナップのステンレスキッチン、「SSシリーズ」が大好きです。
あくまでお客様の希望を最優先に考えながらも、キッチン職人としてのプライドをかけた品質。
他のメーカーには見られない洗練されたデザインに、メーカーの営業マンにまで浸透している誇り。
もう全てが大好きです。

好きすぎて・・・・またまた新潟からバイクで工場に押しかけてしまいました(笑) 
230kmの彼方からお伺いしたのは、福島県の3ヶ所のクリナップ工場(鹿島、四倉、湯本)。

震災で大きな被害を受けましたが、不眠不休の復旧作業でいち早く製造を再開した、根性の工場です。
当然社員の皆さんも、クリナップ愛に溢れた方ばかり。
その魅力を少しでもお伝えできればと思います。
では、人の迷惑を顧みない(笑)「高橋の、バイクで突撃インタビュー!~クリナップ編~」の始まりです!

■クリナップ SSシリーズの誇り

工場長の渡辺さん

高橋「こんにちは。新潟から来たフォルトーナの高橋です。今日は宜しくお願いします。」

クリナップ渡辺工場長(以下、工場長)「渡辺です。よろしくお願いします。」

高橋「いや~工場ってワクワクしますね。」

工場長「ありがとうございます。」

高橋「あ、硬くならないでくださいね(笑)」

工場長「はい(笑)」

 

■SSの理念・ポリシー

高橋「まず、私も大好きなSSの良さを教えて頂けますか?」

クリナップSS

工場長「はい。なんといっても、機械8割、手作り2割。という、機械化しても必ず手作りを入れてこだわるのが、クリナップらしさだと思います。その中でもSSは最高級品。とにかく、お客様が気持ちよく使ってもらえるように。これをひたすら意識しています。」

高橋「いいですね~。アツいですね~。私のお客さんでも、SSが気に入らなかったなんて言われたことがないですからね。」

工場長「ありがとうございます。」

高橋「ステンレスにこだわる。ビス1本まで、ステンレスにこだわる。この潔さがいいですよね。」

 

■震災で工場が被災

高橋「福島県に工場があるということで、震災で大きな被害を受けられました。復旧は順調でしたか?」

被災した工場

工場長「もう必死でした。とにかく1つ目の製造を早くやるんだ!という思いだけでしたね。中々部品も集まらず大変でしたが、復旧して1つ目のキッチンが組みあがった時、現場みんなで記念写真取りましたよ。私たちのキッチンを待ってくれている、必要として頂いているお客様に届けられたときは、本当に嬉しかったですね。」

高橋「大変でしたね・・・。」

 

■今回の取材の経緯

高橋「実は今回の取材は、弊社のお客さまに『なんで高橋はそんなにSSを推すのか?』という理由をお伝えしたくて来たんです。『使う側』であるお客さまと『作る側』である私たち。この2つの想いが一緒になることが大事なんだと思うんです。」

工場長「そこまで言っていただけて嬉しいです。」

高橋「クリナップさんが持つ、キッチンへの思いってなんですか?」

工場長「原点は創業者の思いですね。先程も申し上げましたが、【手作りで2割、機械で8割】。手作りを大事にするという意味です。板金の技術、技能伝承しながら地道に愚直につくっているのが、クリナップのものづくりの原点だと思います。」

高橋「なるほど。」

工場長「SSでいうとクラフツマントップです。クリナップにしかできない手作り感、ものづくりへのこだわり感は、他社さんにも負けないと思ってます。」※クラフツマントップ

 

 

 

 

 

 

 

高橋「職人技ですもんね。」

工場長「板金の技能を伝える。絶やさない。これが大切だと思ってます。」

高橋「その他の特徴はありますか?」

工場長「新クリンレディの特徴は、コーティング、キズが目立たないようにエンボス加工・・・。キッチンの専門メーカーとして、こだわった・他社とはちがったカウンターを作り、皆さまに喜んで使ってもらえればと思います。」

高橋「なるほど。」

工場長「例えば、花型(フラワー)というカウンター。天板に花柄が入ってるのが特徴です。普通、柄のプリントはできますが、フラワーは中に色の違う部材を入れこんで加工しています。これは、ウチでしかやっていないんです。」

高橋「そこにもっとこだわって宣伝したほうがいいんじゃないですか?」

工場長「そうですね(笑)。アクリルにこだわって、社内で自社生産しておりますし、こだわる部分は大きいです。」

 

 

高橋「SSはどうですか?」

工場長「SSはシンクの形状にもこだわってます。特にトラップがつくところですね。排水を絞っているとか。あれもウチのこだわりなんですよ。中々、技術的に難しかったんです。溶接でやっていればできるんですけど、ウチは1枚モノでやってますから。」

高橋「そうですよね、こだわってないと面白くないですよね。」

工場長「はい。私どものこだわりは、手作り感に近いシンクにしたいと思っています。シンクのR(※半径)が小さい。これは、手作りでしかできないんです。もともとは、はさみで切って、くっつけて、磨いて。それの感覚を実現しようと。」

高橋「そうですよね。その感覚っていうのが違うんですよね。」

 

■炭鉱の町の気質が受け継がれている

工場長「この湯元という場所は常盤炭鉱があった地区なんです。炭鉱の閉鎖に伴い、離職者の救済ということで、昭和46年にクリナップ工場が出来ました。例えば、5時なら5時で終わる。時間通りに終わらないと事故だという炭鉱の風習も、ものづくりに活かされています。」

高橋「そうだったんですね。」

工場長「この工場には、営業所から注文が直接くるわけではありません。ある意味で部品の生産です。受注が来れば、土曜でも日曜でも来て納期はずらさないぞ!何が何でもやり切るぞというチームワークが特徴ですね。」

高橋「いやー、いいお話を聞かせて頂きました。新潟からバイクで来て良かったです!ありがとうございました!」

■渡辺工場長プロフィール

入社:昭和55年 入社31年
趣味:ゴルフ
九州出身 自宅のキッチンももちろんSS! 扉色はこだわりのルミナスシルバー
家に帰ると庭いじり。(「家と庭があって家庭ですからね。」という名言を頂きました(笑))

ちなみに、渡辺工場長もオートバイ好きだそうで、阿蘇山の周辺の草原を走る話で盛り上がりました。

 

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