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床の模様にはどんなものがある?解説します!

家の床の模様でお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
床は部屋の空間の大部分を占めるため、部屋の雰囲気を大きく左右します。
今回は、無垢床の貼り方と模様のパターン、新築で使われる床材の種類と特徴をご紹介します。

□無垢床の貼り方と模様の8パターンをご紹介

無垢床の貼り方には、意外にバリエーションがあります。
今回は、8つの無垢床の貼り方と模様をご紹介します。

1.定尺貼り
同じ寸法の木材を、交互にずらしながら一定の幅で貼る方法です。
規則性があり、整然としたシンプルな印象を与えます。

2.乱貼り
さまざまな長さの木材を四方に貼る方法です。
定尺貼りのように木材の長さをそろえる必要がないため、比較的安価で仕上げられる傾向があります。

3.斜め貼り
床板を壁に対して斜めに貼り上げる方法です。
動きのある空間になり、床の広がりがモダンな印象を与えます。

4.ヘリンボーン貼り
床材をV字になるように配置する方法です。
洗練されたエレガントな雰囲気を醸し出します。

5.フレンチヘリンボーン貼り
床材の接合面を45度にカットして貼り合わせる方法です。
通常のヘリンボーン貼りよりも、すっきりとしたシャープな仕上がりになります。

6.風車柄の市松貼り
辺ごとに木片を回転させながら組む方法です。
選ぶ色によって、レトロになったり上品になったりと、雰囲気が変わります。
異なる木目や色を組み合わせると、積み木のようなポップな印象を与えます。

7.ストレート柄の市松貼り
同じ長さの小片を組み合わせた一枚のパーツを、市松柄に貼り合わせる方法です。
空間の切り替えとして、部分的に使うのもおすすめです。

8.寄木貼り
小片を組み合わせて貼る方法です。
色調や木目の違いを生かして、自分で好きな柄に組み合わせられるため、部屋の世界観を表現できることが魅力です。
オリジナルの幾何学模様を作ることも可能です。

□新築で使われる床材の種類とその特徴を紹介

新築で使われる床材にはさまざまな種類がありますが、今回は特によく使われる6つの床材をご紹介します。

1.木材(フローリング)
フローリングという言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
最近では、新築に使われる床材は、フローリングと呼ばれる木材が主流です。
フローリングには、無垢フローリングと複合フローリングがあります。

木の風合いやナチュラルな木目が魅力で、どんな雰囲気の家とも合いやすい床材です。
広葉樹と針葉樹合わせて11種類ほどあり、木の種類によって硬さや香り、特徴が異なります。
広葉樹は硬く傷つきにくいこと、針葉樹は柔らかいことが特徴です。

2.フロアタイル
合成樹脂の塩化ビニル系のタイル状の薄い床材です。
木目調やタイル調などデザインが豊富で、フローリングの代わりに多く使われます。
床の上に並べて貼るだけの手軽さと、柔らかく簡単に折り曲げられる施工のしやすさが特徴です。

3.カーペット
柔らかく、保湿性が高い床材です。
万が一、高齢者や小さいお子さまが転んだとしても、柔らかいためけがの心配も少ないでしょう。

また、防音性も高く、小さいお子さまの走り回る音が響く心配も軽減されます。
マンションや二世帯住宅だと、下の階や周囲への影響が気になってしまうため、防音性も考慮したいものです。

デメリットとしては、飲み物や食べ物を床にこぼした時に掃除しにくいことが挙げられます。

4.タイル
石のタイルは硬くて汚れや水に強く、スタイリッシュな見た目が特徴です。
水をかけてブラシでこすっても問題ないため、掃除の手間がかかりません。
室内に取り入れると、冬は空間が冷えてしまうかもしれません。

5.畳
昔から使われている、日本の伝統的な床材です。
和を彷彿(ほうふつ)とさせる佇まいと畳特有の香りが魅力です。

また、柔らかいため、直接座ったり横になったりしても体が痛くなりにくいのです。
和室に使われる印象が強いかもしれませんが、北欧家具と組み合わせれば和洋折衷を楽しめるでしょう。

湿気が多いとカビが発生する可能性があること、劣化すると張り替えが必要なことがデメリットです。
汚れや水に弱く、汚れてしまったときはすぐにお手入れが必要です。

6.クッションフロア
約1.8~3.5ミリメートルの厚さの、塩化ビニル素材で作られたシート状の床材です。
汚れにくい材質で水にも強く、簡単にお手入れできることが特徴です。
表面にプリントされている模様の色やデザインが豊富で、価格が安いこともメリットです。

ただし、模様はプリントのため、商品によっては安っぽく見えてしまうこと、柔らかいため重い家具を置くと跡が残ってしまうことがデメリットとして挙げられます。

また、傷の補修が難しく、傷がついた場合は張り替えが必要です。

それぞれの床材に特徴があるため、部屋の用途や家に住む方のことを考えながら、話し合って決めることが重要です。

□まとめ

今回は、無垢床の貼り方と模様のパターン、新築で使われる床材の種類と特徴をご紹介しました。
床の素材や模様で、部屋の雰囲気は大きく変わります。
部屋の用途や雰囲気を考慮しながら決めることが大切です。

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