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敷地いっぱいの家は建てられる?建ぺい率と容積率について

敷地いっぱいの家を夢見て、土地探しや間取り設計にワクワクしているあなた。
「敷地いっぱいって、本当に建てられるの。」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。

今回の記事では、建ぺい率と容積率を理解することで、敷地いっぱいの家を建てるための知識、注意点を紹介していきます。


□敷地いっぱいの家は建てられる?

夢のマイホームを建てるにあたって、敷地いっぱいに家を建てたいと考える方も多いでしょう。
しかし、建築基準法で定められた建ぺい率と容積率によって、敷地いっぱいには家は建てられません。


建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことです。
例えば、建ぺい率が40%の地域では、100㎡の敷地に40㎡までの建築面積の建物しか建てられません。


容積率とは、敷地面積に対する延べ面積の割合のことです。
例えば、容積率が80%の地域では、100㎡の敷地に80㎡までの延べ面積の建物しか建てられません。


建ぺい率や容積率は、防火対策や通風・日当たりの確保、景観の美しさなどの都市計画を考慮して定められています。
つまり、敷地いっぱいに家を建てたいと思っても、建ぺい率と容積率の制限によって、建てられる家の大きさが制限されるということです。


□敷地を最大限活用するテクニック3選

以下より、敷地を最大限活用するテクニックを紹介します。


1:インナーガレージを取り入れる


建物の1階を車庫にするインナーガレージは、その上を2階、3階にすることで、より広い住まいを実現できます。
庭に駐車場を作るだけではその上は生かされず、限られた敷地を有効活用しているとは言えません。
インナーガレージは、雨や風の強い日でも家にすぐに入れるため、荷物が多い方や赤ちゃんがいるご家庭にとっては非常に便利です。
また、車を雨風や紫外線から守るため、車の寿命を長く保つことにもつながります。


2:玄関の取り方を工夫する


玄関周りの作り方を工夫することで、限られた敷地を有効活用できます。
例えば、2階を玄関と階段ポーチの上にかぶるようにすれば、雨除けになりつつ住まいの面積を増やすことができます。
さらに、ポーチを手前ではなく横に伸ばすと、人が立つ場所を確保しつつ、建物をできるだけ前に広げられます。


3:形で住まいを広げる


住まいの形を工夫することで、敷地を有効活用できます。
例えば、屋根の軒の出がないキューブ状の住まいは、軒が境界を越えてしまうことを気にせず、敷地いっぱいに建物を作ることができます。
また、上から見たかたちも凹凸を最小限にすると、敷地を無駄なく建物に使えます。
現在は、なるべくシンプルな外観が好まれているため、このようなスクエアな住まいは、よりスタイリッシュに映るでしょう。


□まとめ

敷地いっぱいの家を建てるためには、建ぺい率と容積率を理解し、それに応じた計画を立てることが重要です。狭小住宅であっても、インナーガレージや玄関の工夫、家の形など、様々なテクニックを活用することで、敷地を最大限に活用し、広々とした住まいを実現できます。
今回の記事が、あなたの夢のマイホーム実現の一助になれば幸いです。
家づくりについてお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

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