近年は冬の寒さも厳しく、大雪による被害もニュースに取り上げられています。
このような厳しい寒さの冬に快適さを感じられるのが高気密高断熱住宅です。
高気密高断熱住宅は、隙間が少なく、外からの冷気を遮られるため、少しのエネルギーで室温を保てるのです。
実際には、どのくらいの室温なのでしょうか。
今回は高気密高断熱住宅の冬の室温とより快適にするポイントについてご紹介します。
□高気密高断熱住宅の冬の室温はどのくらい？
実際に高気密高断熱住宅にお住まいの方を例にご紹介します。
ある日の帰宅時の気温はマイナス1度でした。
設定温度を22℃にして、タイマーを設定したところエアコンをつけている1階の温度は設定温度通り22℃でした。
また、暖房をつけていない2階の温度も18.6℃でした。
1階に比べると少し温度は下がっていますが、床の冷たさを感じない程度の温度です。
このように高気密高断熱住宅は多少の温度差はありますが、家全体をあたためてくれます。
さらに、エアコンをつけていない状態でも1階は14℃から16℃程度に保たれています。
外気温と比べるとかなり暖かいことがわかるでしょう。
□高気密高断熱住宅をより快適にするポイントとは？
1つ目は日射遮蔽です。
高気密高断熱住宅に日射遮蔽の設備を導入することで、太陽光が入り込む量を調節できるようになります。
その結果、夏でも涼しく快適に過ごせるようになるのです。
窓を小さくしたり、日射遮蔽機能がついた窓を設置したりすることで日射自体を減らせますが、寒さが厳しい冬は光を取り込むことも重要です。
そのため、すだれやシェードなどといった季節によって調節できる設備を取り入れると良いでしょう。
日射遮蔽の設備の中には、外から家の中の様子が見にくくなる機能がついたものもあるため、防犯対策としても活用できます。
2つ目は除湿機やエアコンを活用することです。
夏に高気密高断熱住宅の室温を保つためには除湿機器を活用すると良いでしょう。
外の熱が伝わりにくいため、エアコンをつけるとすぐに部屋が涼しくなります。
また、エアコンの再燃除湿モードを活用することも効果的です。
再燃除湿モードを継続してつけておくことで、室温を下げすぎずに快適な湿度を保てます。
□まとめ
今回は高気密高断熱住宅の冬の室温とより快適にするポイントについてご紹介しました。
高気密高断熱住宅では、寒さが厳しい冬でも快適に生活できます。
エアコンをつけなくてもある程度の室温を保てます。
また、日射遮蔽や除湿機、エアコンを活用することでさらに快適に生活できるでしょう。
今回の記事で気になる点がございましたら、当社までお問い合わせください。
