新潟で注文住宅、リフォーム工事、エクステリア工事を手掛けるフォルトーナです。
本日は、当社で多くの依頼を受けるキッチンの腰壁の造作についてのお話です。
収納を造ったり、タイルを貼ったり、羽目板を貼ったり等は当社に限らずに他社さんの施工例でもよく見ます。
もちろん、当社でも、多く施工しております
しかしながら、造作で造りました感が、どうしても出てしまい、他に方法は無いかと?
常に模索しておりました。
そこで、当社では、このようにして作成しました。
造作はしましたが、造作に見えないように?
目指すは「既製品に見える造作」です。
その様な事で、キッチンの腰壁もダイノックシートで仕上げ(当社の木村が施行しました)
横にはニッチを造り、ニッチ収納の落下防止の丸棒は9㎜を用い、あえて鉄の黒皮をつけたまま素地の上にクリア塗装で仕上げて(最近このようなアイアン家具が増えています)
カウンタ―部の天板は一般的に良くある木製の集成板ですと、お皿の裏側のザラつきで、傷やへこみ、調理器具で熱くなったお皿を載せたりすると、塗装の浮きや剥がれの原因になり、そのうち水が廻り黒ジミとなります。
(その様な事が無いように当社ではメラミンカウンターを一邸一邸の寸法で毎回その家ごとの寸法で製作しております。)
今回ご紹介します施工例は、奥様からL型にニッチの製作の依頼を受け、角の部分だけだと面白くのないので、意匠を考えながら、ニッチを作成しました。
このL型のニッチですが、納まりをよく考えないと、ご覧の写真のように、薄くシャープに造るのは難しいです。
タイルは、お客様との内装の打ち合わせの際に決めて、全体の調和を考えて決めました。タイルのニッチも見付を細くシャープにしておりますので、簡単には真似出来ない工夫を施しております。
些細な事ですが、こちらの造作は実に細かい図面と細かい作業の元で成り立っております。
余談ですが、既存のキッチンでも、ダイノックシートを貼ってリフォーム工事も出来ます。
ご興味のある方はお問い合わせ下さいませ。