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38 鉄筋コンクリート造

鉄筋コンクリート造は、RC造(Reinforced Concreteの略)とも呼ばれ、
住宅から大型施設まで幅広い用途の建物に用いられます。


■鉄筋コンクリート造の特徴
セメント・砂・砂利からなるコンクリートと鉄筋を一体化させ構造体をつくる工法です。
高価な鋼材の使用量を抑え、安価なコンクリートでその欠点をカバーでき、優れた耐震性、耐火性、耐久性を兼ね備えています。
RC造での大きな問題が、鉄筋の錆による強度の低下です。
砂に塩分が混じっていたり、コンクリートにできたひび割れから雨水が侵入したりすることが錆の原因となります。
RC造には、柱と梁のみで建物を支えるラーメンと、壁や床などの面で支える壁式構造があります。



■ラーメン構造
上や横からの力に耐えるために太くなった柱や梁が室内に出てくるので、インテリアデザインに影響します。
しかし、柱以外の場所には自由に間仕切を設けたり、大きな窓を開けたりすることが可能です。

■壁式構造
壁や床が柱や梁の役目をするので、すっきりと仕上がります。
柱位置に左右されずに間取りをかんがえられますが、ところどころに耐力壁を必要とするため、
あまり大きな空間をつくることはできません。
耐力壁を取ったり動かしたりすることは出来ないので、大規模なリフォームは難しいといえます。



■打放し仕上げ
塗装やタイル張りなどを行わず、コンクリートの壁そのままを仕上げとする方法です。
ただし、コンクリート面はそのままでは雨水や汚れに弱いため、保護塗装が必要です。
内外装を共に打放しとする場合は、断熱材を施すことができず、また、配線や配管類を構造体に埋め込まなくては
ならないなど、難点が多々あります。
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