31 地盤改良が必要な場合には - 新潟市の注文住宅・新築住宅ならフォルトーナへ
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31 地盤改良が必要な場合には

地盤調査の結果、地盤改良が必要になることもあります。
ここではスェーデン式サウンディング試験の調査結果について、実際の調査データにもとづいて説明します。

■調査報告書の読み方
建築予定建物の配置を考慮し、敷地のどのポイントで調査を行ったかを表すものを調査位置図と言います。

上の場合A~Eの5ヶ所で調査をしています。各地点の25㎝ずつの深さにおける結果を換算N値として表しました。
換算N値とは、地盤の強さを表す指標の1つで、これを折れ線グラフ化したものが「換算N値表」です。

■軟弱地盤に起こる被害
地盤が軟弱であった場合、地震時に大きな被害を受けることが予測されます。軟弱な地盤は揺れ幅が大きく、特に木造の建物は
この地盤の揺れに共鳴し、さらに大きく揺れるという共振現象を起こす危険性があります。
地盤の高さが一定でない場合は建築の重さを均一に支えられず、不動沈下が起こり、家の傾きや断裂を引き起こすことがあります。

■地盤の改良方法
地盤が軟弱であると判定された場合に、建物を建てる部分の地盤を改良する方法は大きく分けて3つあります。


① 表層改良・・・地表から2m程度までをセメント系の材料と土を混ぜ合わせて全面的に固める方法
② 柱状改良・・・基礎梁の下部分にセメント系の材料と土を混ぜ合わせながら太い柱状の杭をつくり、良好な地盤まで建物の重さを伝える方法
③ 鋼管杭打ち・・・基礎梁下に鋼管やコンクリート製の杭を打ち込む方法 真下の地盤には期待せず、固い地盤まで深く杭を打ち地盤を支える
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