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16-1 浴室・洗面をどこに設けるか

お風呂に何を求め、何を重要視するかは、家庭によって違いがありますが、しの場と位置づける人も多いようです。
忙しい現代人が一日の終わりを過ごす場所について、考えていきましょう。

■浴室の位置

薪でお風呂を焚くということもなくなった今、浴室を1階の北側につくる必要はなくなりました。
最近、浴室を2階に配置するケースが増えてきています。寝る前に入浴する家族にとっては、
子供部屋や夫婦室など寝室がある2階にあればとても楽です。
1階の浴室に比べてプライバシーが確保しやすく、風通しも良好です。
ほかには、浴槽に浸かりながら庭の眺めを楽しめる配置も人気です。
また、庭仕事のあとや、泥んこで帰った子どもをすぐに入浴させれれば、との声を聞くことがあります。
その場合は、テラスや勝手口からアプローチしやすい位置に浴室を設けると便利です。

■ユニットバス

近年、浴室つくりの主流になっています。
水漏れが起こりにくく、建物の柱や土台を傷める心配がない点です。
断熱性が高く冬の入浴のつらさが和らいだこと、掃除など手入れのしやすさも人気です。

ただし、ユニットバスでは壁や天井の色や素材が限られます。
ひのきやタイル、石などを使って自由にデザインしたいのであれば、ハーフユニットを活用しましょう。
浴室と洗い場のみユニットで天井や壁は自由に仕上げが出来ます。
腰壁から下の防水工事が不要で、水漏れの心配も少ないという特徴もあります。

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