パッシブデザイン講義3

随分、時間が経ちました。久々の更新です。

今回は自然風利用についてです。

体に風があたると涼しいと感じます。冬は特にそうですね?(寒いと感じます)

この効果を利用するのが自然風利用のひとつ目の狙いです。

もう一つは、建物内に溜まった熱い空気を外に出す事です。窓を開けたり閉めたりして排熱する事ですが、こちらもより低温の風を通すほど効果が大きくなります。

 

つまり、自然風利用は外気温が比較的低い時に行うのが有効で、夏の暑い時に窓を開けて風を通すのではなくて、

暑い夏は夜間を中心に、盛夏になる前でしたら、朝や日中も風を通す事が有効な場合がございます。

自然風利用、イメージはこんな感じです。

自然風利用、イメージはこんな感じです。

その地域にあった、卓越風として考えると一定方向から涼し風が吹く、これを設計に取り入れようという事です。

 

もう一つの考えとして、温度差換気を自然風利用として考えれば、卓越風の考えは少し柔らかく考えても良いと思います。

上記のように2階が1階よりも熱くなり、温度差による換気が期待できます。

上記のように2階が1階よりも熱くなり、温度差による換気が期待できます。

上記の事をまとめると

①涼しい風が吹くときの卓越風(よく吹く風の向き)を意識する。

②どこから風が吹いても風が通るように考えながら、入口となる窓から出口となる通風経路を考慮する。

このように考えます。

このように考えます。

③一定以上の風が通る窓面積や室内開口部面積を確保

④上下方向に通る「立体通風」を意識する。

このように考えます。

このように考えます。

⑤最上階の出来るだけ上部に高窓を設けます。

⑥ウィンドウキャッチャーを設置する(縦滑り出し窓の設置の事)

 

しかし、自然風利用も暮らし方が重要です。いくらうまく設計しても、適切に窓を開けてもらわなければ「良い風」は通りませんし、自然風利用の効果を得る事が出来ません。

 

(私は随分前から、この考えで家造りに取り組んでまいりました)

 

最後は住まい方も大事ですね!

 

次回は昼光利用についてです。

 

 

 

 

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